• 2020年9月20日 〜 2020年9月22日
  • 上級者向け
  • コース:新穂高温泉→(徒歩11時間15分)→三俣山荘→(徒歩1時間10分)→鷲羽岳→(徒歩2時間30分)→水晶岳→(徒歩2時間50分)→三俣山荘→(徒歩7時間30分)→新穂高温泉
  • 新穂高温泉標高:1,117m
  • 水晶岳標高:2,986m
  • 獲得標高:2,986m – 1,117m = 1,869m
  • 登頂時間:14時間55分
  • 下山時間:10時間20分

アクセス方法

東京から登山バス(高速バス)で新穂高温泉まで行けます。深夜出発して早朝に目的地に着く、登山者応援バスです。

今回乗ったバスは、都庁前23時出発で、翌朝5時30分に新穂高に着いていました。

朝早く着くので、早く出発できるのも嬉しいポイントですね。

帰りのバスも同時に予約できるので、詳細はぜひまいたびの登山バスでご確認ください。

バスを下りた時間が早朝なので、物が買える店はありません。バスに乗る前にしっかり準備しましょう。

新穂高温泉から三俣山荘まで

一日目の目的地は宿泊先の三俣山荘です。初テント泊でした。テントやらシュラフマットやらシュラフやらをザックに入れているので、その重さが半端なかったです。

こんなに多くの装備を背負ったことは初めてで、肩が悲鳴を上げていました。しかし、わりとすぐ慣れてきて、淡々と登ることができました。

全体的に見ると、緩やかな坂をずっと登っていて、傾斜をきつく感じるところはありませんでした。結構登りやすかったです。ただただ目的地まで遠いだけです。

でも、時間が十分にあったので焦ることなく、11時間30分かけてやっと三俣山荘に着くことができました。三俣山荘に着いた時には18時になっていました。

三俣山荘テン場は完全キャパシティオーバーでした。なぜか「予約の必要ない」と言われて来ちゃいましたが、それにしてもこのオーバーぶりは予想以上でした。

しかもかなり遅く着いたので、もちろん良いスペースはなく、なんとか寢られそうなスペースにテントを張って一日目終了です。

三俣山荘から鷲羽岳、水晶岳、三俣山荘へ

翌朝はゆっくり朝8時出発です。二日目の行程は短いので、かなり余裕がありました。

三俣山荘から鷲羽岳経由で水晶岳まで登り、そこから三俣山荘まで戻る行程になっていました。

そして、朝三俣山荘のテン場ががら空きになってきたので、良いスペースにテントを移しました。

三俣山荘のすぐ後ろに立っているのが鷲羽岳です。三俣山荘からほんの1時間ほどで登頂できました。

そこからワリモ岳、水晶小屋を経て水晶岳に登ることができます。

水晶岳の手前にある、迫力ある岩場がすごい好きでした。

三俣山荘から新穂高温泉まで

三日目は朝3時半起き、5時出発でした。新穂高温泉で乗るバスの時刻が決まっていたからです。

朝日を浴びながら山道を歩くのって、気持ちいいですね。

下りは登りより歩きやすいですが、三日目だったのでかなり膝に負担がかかっていました。

ほんとに最終日で良かったです。もしもう一日歩かないといけないとなったら、多分挫折してしまったかも知れません。

まとめ

北アルプス進出を果たした登山になりました。

ずっと北アルプスを遠い存在だと思っていましたが、深夜バスを利用すればこんなに近くなるんだなと分かった登山でもあります。

何より三日間晴れが続いていて、最高の北アルプス登山になりました。天気が変わりやすい山でこれだけ晴れが続くこと自体、奇跡だったかもしれないですね。

そして、ついにテント泊デビューしちゃいました。いつか始めることになるだろうと思っていたテント泊デビューを、北アルプスで果たしちゃいました。

夜になると結構冷えてくるし、朝方はテントに結露が出来て大変でした。テントも楽しいことばかりではありませんでした。

YamapとYouTube

登山軌跡はYamapで記録しています。ぜひ御覧ください。

https://yamap.com/activities/7800714

そしてYouTubeに登山動画をアップしていますので、ぜひご覧ください。