• 2020年8月21日
  • 初級者向け
  • コース:道の駅美ヶ原高原→(徒歩1時間10分)→王ヶ頭→(徒歩20分)→王ヶ鼻→(別ルートで徒歩1時間)→王ヶ頭→(徒歩1時間10分)→道の駅美ヶ原高原
  • 道の駅標高:2,000m
  • 王ヶ頭標高:2,034m
  • 獲得標高:2,034m – 2,000m = 34m
  • 登頂時間:1時間10分
  • 下山時間:1時間10分

アクセス方法

東京からバイクで行きました。

中央高速道路諏訪南ICで下りて、更に2時間ほど走ることで道の駅美ヶ原高原に着くことができます。

IC近くの茅野駅の標高が790mで、道の駅の標高が2,000mですので、実に標高差1,200mほどの山道を走って登ることになります。

この区間の山道は、ドライビングロードで有名なビーナスラインです。

特に真夏の季節は、一面緑を眺めながらドライブを楽しむことができます。

道の駅美ヶ原高原

道の駅美ヶ原高原は、日本一高い道の駅として有名です。

すぐ近くには野外美術館があり、2,000mの高原を散策することができます。

また、レストランやショッピングモールもあるので、食事や買物をしながらゆっくり休むこともできます。

駐車場も結構広くて、800台駐車可能です。

道の駅から王ヶ頭まで

一つ目のポイントである牛伏山までは、歩きやすい木の道が出来ていました。

牛伏山を通って山本小屋まで下りるルートは、なんと牧場の中を通って下ります。

山本小屋から王ヶ頭までのルートの両側には、牧場が繰り広げられており、牧場で悠々と暮らしている牛牛を見ていると、日頃の疲れを忘れることが出来ます。

途中の見どころとしては、美しの塔でしょうか。

そして、この区間かなり長いです。

高度差があまりなく王ヶ頭が遠くに見えてはいますが、歩いても歩いても中々たどり着きません。

実に1時間ほど歩いて、それも天気が良かったのでかなり炎天下でです。やっと王ヶ頭に着くことができます。

王ヶ頭には王ヶ頭ホテルがあり、泊まることもできますので、余裕のある方はぜひ一度。

王ヶ頭から王ヶ鼻まで

もう一つの山頂が近くにあったので、行ってみることにしました。王ヶ鼻です。

王ヶ頭から20分ほど歩くと着くことができます。

王ヶ頭も王ヶ鼻もかなり開けていて、眺めが気持ち良かったです。

王ヶ鼻から道の駅まで

行きと同じルートで戻ることもできますが、敢えて違うルートで戻ることにしました。

王ヶ鼻から少し下りてから、王ヶ頭方面に戻り、そこから王ヶ頭に登るルートです。

このルートは距離が長くなるのを知らず歩くことにしましたが、更に炎天下で無駄に登り下りしていたので、かなり体力を使いました。

更に「泣きっ面に蜂」と言いますか。王ヶ頭から10分ほど下りた時から土砂降りが降り始めました。

とにかく速く駐車場に戻ろうと思ってしばらく歩きましたが、雨風の勢いが強すぎて息をちゃんと吸うことも出来ず、道端の大きな看板の脇で雨を凌ぎました。

30分ほど経っても雨は勢いを落とすことを知らず、このままでは凌げないと思い、無理にホテル山本小屋まで歩いていって、やっと雨宿りをすることが出来ました。

更に30分ほど経ったら、雨が止んで嘘みたいに晴れてきましたが、全身びしょ濡れになった体は、寒くてブルブル震えていました。

感想

2,000m級の山でありながら、近くまで車やバイクで行けるので、気軽に登れる山でした。

気軽すぎて、登山するというより散策する雰囲気でした。

それでもここは「標高2,000mの山」という事実は忘れてはいけません。

気が緩んだせいで下山中に大雨に遭いましたし、あの1時間は相当辛い思いをしました。

更に、ポケットに入れていたスマホが雨水を浴びすぎて使用不可能になってしまいました。(防水ではなかった・・・)

  • 山に行く時は、必ず雨具を持っていきましょう。
  • 山に行く時は、登山保険に入りましょう。

YouTube

この日の動画をYouTubeにも公開していますので、ぜひ一度御覧ください。