- 2018年10月20日
- 中級者向け
- コース:上越新幹線上毛高原駅→(バス45分)→谷川岳ロープウェイ→(西黒尾根登山道3.7km)→オキの耳→(天神尾根、田尻尾根)→谷川岳ロープウェイ
- 谷川岳ロープウェイ標高:746m
- オキの耳標高:1,977m
- 獲得標高:1,977m – 746m = 1,231m
- 登頂時間:3時間
- 下山時間:2時間35分
アクセス方法
東京から電車とバスで行きました。
上越新幹線で1時間10分かけて上毛高原駅に着いて、そこからバスに45分乗ってロープウェイに着きました。
普通電車で行く場合は、高崎駅で上越線に乗り換えて水上駅に着いて、同じバスに乗り換えても行けます。
水上駅から更に普通電車に乗り換えて、土合駅に着いたら20分ほど歩いても行けます。
ただ、水上より先は電車の本数が極端に少ないので、乗り換え時刻を調べてから判断しましょう。
コンビニはあるの?
上毛高原駅にNewdaysがあるので、軽食はここで買えます。
ただ、乗り換えに10分ほどしか時間がないので、ウロウロする余裕はありません。
電車に乗る前に買っちゃったほうが良いでしょう。
ドリンクはバスを降りてからでも買えるので、ここで買う必要はありません。
上毛高原駅から谷川岳ロープウェイへ
上毛高原駅を出てすぐのところがバス乗り場です。
20人ほど乗れる中型バスだったのですが、なぜか2台止まっていました。
話を聞いたら、臨時便の谷川岳ロープウェイ直行のバスを運行するとのことでした。
直行便は途中駅に止まらないので、所要時間が10分ほど少ないそうでした。
ただ、直行のバスはすでに席がいっぱいだったので、僕は2台目の路線バスの乗りました。
出発する時も立っている人がかなりいたのですが、途中でどんどん乗ってきて気づいたらギュウギュウ詰めになっていました。
でもほど時刻通りにロープウェイに着きました。
谷川岳ベースプラザ
ベースプラザに入って左側がロープウェイ乗り場への入り口です。
一歩奥に進むと、左側にコインロッカーがずらりと並んでいました。
サイズによって、100円~300円のものがありました。
ロッカーの脇のスペースには自動販売機がまたずらりと並んでいました。
正面には、簡単な登山用品売り場があったり
お土産売り場があったり
簡単な食事ができたりと
必要なものは何でも揃っていましたね。
谷川岳ベースプラザからオキの耳へ
ロープウェイに乗る方が多いでしょうが、僕は自力で登ることにしました。
往復6時間くらいを想定して、水は500mlを4本用意しました。
でも実際は雨で全然暑くなかったので、2本しか飲めませんでした。
今回登りに選んだのは、西黒尾根コースです。
ベースプラザから登山口まではちょっと距離があるので、S字道に沿って5分ほど歩きます。
すると、道路の左側に登山口の標識が表れました。
頂上までは3.7kmもありますね。
最初はあまり整備されていなく、傾斜も結構厳しくて息が切れるほどでした。
それでも道はあったので、なんとか登り進んでいました。
しかも、所々に険しい岩場があって、鎖が用意されていました。
大変でしたが、幸い小雨が降っていたので、暑さを感じることは全くなかったです。
1時間30分ほどかけて、ラクダの背に着きました。
これから後ろに見える山を登らないといけないですね。
ちょっと近くで見ると、尾根が岩だらけになっていることが分かりますが、この時まではその大変さを想像すらできなかったです。
その岩場を近くで見るとこんな感じなんです。
雨が降ったこともあって、滑っているので登るのが結構大変でした。
真ん中に描いてある黄色い線は登山道の印です。
岩を近くてみると、どこも同じように見えるので、道に迷わないように登山ルートに黄色い印が描いてあるわけです。
こんな岩場を1時間ほど登り続けてやっと頂上の手前のトマの耳に着きました。
谷川岳の山頂は双耳峰で、トマの耳とオキの耳からなります。
トマの耳から歩いて10分ほどのところに最高峰のオキの耳があります。
オキの耳から谷川岳ベースプラザへ
写真からも分かる通り、雨で山頂から何も見えなかったので、すぐ下山することにしました。
下山は天神尾根と田尻尾根コースを使いました。
登山道の西黒尾根は岩ばかりで大変でしたが、下山の天神尾根は石だらけで大変でした。
しかも道が狭いのでなかなか進まず、渋滞気味で若干イライラしてしまいました。
熊穴沢避難小屋を通ったところから整備された道がやたらと続いて、歩きやすくなっていました。
このような木造橋がずっと続いています。
田尻尾根コースへの分岐から土合(谷川岳ベースプラザ)までは3.6kmでした。
ここを左に曲がって田尻尾根コースに入ります。
流石にこのコースは、通る人があまりいないようで、道が落ち葉で覆われていました。
しかも雨で濡れていたので、道がすごい滑っていて、何回も滑りかけてしまいました。
考えてみればそのとおりで、ロープウェイとほぼ同じルートだからです。
実際、下山中に頭の上をロープウェイが通ったりしています。
山道が終わったら、車がかろうじて通れるような広い道が表れました。
この道に沿って20分ほど歩いてやっとロープウェイ乗り場に到着しました。
帰り
バスで上毛高原駅まで行って新幹線で戻ることもできました。
しかし、予定より大分早く下りれたのと、近くの土合駅での普通電車時刻にいい感じに間に合いそうだったので、普通電車で戻ることにしました。
谷川岳ベースプラザから歩いて20分ほどのところに、上越線の土合駅があります。
外観は結構立派で駅舎が大きかったですが、電車は一日たった9往復しかないので、電車時刻を調べてから乗りましょう。
この駅は無人駅で、駅員もいなくきっぷも買えませんでした。
水上駅と高崎駅での接続は全く無駄がなくて、3時間10分で上野に着きました。
バスと新幹線で戻るとしても、乗り換えを含むと2時間30分ほどかかるので、まあ悪くないでしょう。
運賃は上野駅の改札で、乗った駅を申告することで支払いました。
感想
群馬県と新潟県の県境にある谷川岳でしたが、案外日帰りできるものでした。
日帰りできるか心配だったので、行きに新幹線を使いましたが、普通電車とバスを使っても日帰りできたかもしれません。
訪れる方の多くがロープウェイ目当てで来ているようでしたが、僕はやっぱり自力で登ることをおすすめします。
特に、西黒尾根と巌剛新道が合流した後の岩場が超気持ちよく、登った後の達成感も半端ないので、登ってみてください。
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