• 2018年9月10日
  • 中級者向け
  • コース:西武線秩父駅→(バス90分)→日向大谷口→(登山道5.7km)→両神山→(登山道5.7km)→日向大谷口→(バス90分)→西武線秩父駅
  • 日向大谷口標高:630m
  • 両神山標高:1,723m
  • 獲得標高:1,723m – 630m = 1,093m
  • 登頂時間:3時間30分(日向大谷口→両神山)
  • 下山時間:3時間(両神山→日向大谷口)

アクセス方法

東京から電車とバスで行きました。

池袋から西武池袋線→(1時間)→飯能駅から西武秩父線→(1時間)→秩父駅からバス→(1時間30分)→日向大谷口

池袋駅からの6時始発に乗って日向大谷口には9時48分に着きました。

コンビニはあるの?

秩父駅を出てすぐ左のところに、小さな売店がありました。

お土産屋さんの一角にあって全然目立たなかったですが、パンとかおにぎり類は売っていました。

食べ物も飲み物も買えるのはここが最後なので、買い揃えるのが良いでしょう。

水は、500mlを3本持ちました。

秩父駅から日向大谷口へ

秩父駅から日向大谷口への直通バスはなく、途中の「薬師の湯」バス停で乗り換えないといけません。

「薬師の湯」バス停は途中のバスターミナル的存在です。

乗り継ぎのためのバスがたくさん集まる場所でしたね。
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バスで日帰りしたいなら、秩父で朝の一番に乗って帰りの最終バスに乗るしかありません。

なぜなら、登山のペースが如何に速かったとしても早いバスには間に合わないからです。

だからといって、ゆっくりしていると最終バスに間に合わなくなります。

行きは、西武秩父8:20発→薬師の湯9:09着、乗り換えて9:13発→日向大谷口9:48着になります。

帰りは、日向大谷口17:20発→薬師の湯17:55着、乗り換えて18:15発→西武秩父19:04着です。

運賃は、秩父から日向大谷口まで500円でした。

行くときは、一本目のバスで500円を払って乗継券をもらって次のバスに無料で乗りました。

帰る時は、一本目のバスで200円を払って乗継券をもらって、次のバスで300円を払いました。

う~ん、システムが良く分かりません。

小鹿野町町営バス:https://www.town.ogano.lg.jp/menyu/basu/top.html

日向大谷口から両神清滝小屋へ

バスを降りたら目の前に小屋があったので、食事を取ったり、いろいろ用意したりしました。
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この小屋にはトイレがありませんが、小屋の後方の道をそのまま2分ほど進んだら、有料トイレが有りました。

一回100円だそうです。
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トイレに寄らないで登山開始って方はそのまま登山を始めてもいいです。
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まあ、どっちから行っても結局同じ道に繋がりますけどね。

坂を登ったら、登山客をカウントするためのカウンターがあったので、押しておきました。

当日のカウンターは「2545」でした。2018年分なのかな。
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今回の登山ルートです。赤いルートに沿って登っていきます。
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所要時間も記載されているので、かなり参考になります。
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道の分岐には標識が立っているので、迷うところはありませんでした。
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登山道の整備はあまりされてなく、石が転がっているところをひたすら進んで行きます。
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ほとんどの区間を渓流に沿って登っていくので、小川を何回も渡ることになります。
登山靴はちゃんとしたものを用意してくださいね。

清滝小屋の近くまで行くと、弘法井土があって水を汲むことができます。
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井土を通り過ぎたら、後は5分程で清滝小屋に着きます。

清滝小屋

今は営業していないようですが、
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それでもトイレがあったり、屋根付きテーブルがいくつもあったりして休憩をとることができます。
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「緊急の場合は、避難小屋としてご利用ください。」と書いてあったので、小屋に入ってみました。
一応布団とか置いてあったので、使っていいみたいですね。
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清滝小屋から両神山へ

ここからは険しい坂が続きますが、こんなクサリ場も何箇所かありました。
クサリがなければ登れないようなところもありましたね。
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一番危ないところは、その領域を超えて階段になっていました。
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雨で登山道が滑って大変でしたが、なんとか怪我しないで登頂できましたー。
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山頂は狭くて写真を撮るだけでいっぱいいっぱいだったので、すぐ下山することにしました。

両神山から日向大谷口へ

とにかく滑って大変でしたね。

特にクサリ場は相当神経を使っていました。

今回の登山ルートは途中で分岐があって、降りる時は違うルートにしようと思っていましたが、雨で増水することが心配だったので、無難な方を選びました。

「増水時にはこちらのルートは使わないでください」看板が書いてありましたからね。

15時に清滝小屋で山を登っている二人組の登山客に会いましたが、さすがにこの時間で登ったら日が暮れる前に山を降りられないと思ったので、下山することを強くおすすめしておきました。

結局その二人がどう行動したかは不明ですが、無事に下山できたことを願っています。

まあ、緊急時には小屋に泊まれるけどね。

日向大谷口には16時40分に着きました。

最終バスが17時20分発なので、ちょうど良い時間でしたね。

帰り

バスで1時間30分揺れて秩父に着きました。

いつもは普通電車で我慢していましたが、この日は予想以上に疲れてしまったのでちょっと贅沢しちゃいました。
秩父から池袋行の特急に乗って帰ってきました。

特急券分高くなりますが、ゆったりした席で乗換なしで帰れるは最高でした。

感想

標高1,723mの山だったので、簡単だろうと思っていました。

しかし、標高や登山道の距離の割には結構時間がかかってしまいました。

雨が降ったのもありますが、険しいくさり場の多さも原因でしょう。

後、渓流を何回も渡らないといけないのも理由の1つです。

ただ、渓流が流れるというのは、山での水不足を解決してくれるので、すごいありがたいことでもあるんです。

他にも弘法井土があるので、リュックを軽くしたい方は水を少なめに持っても良いでしょう。

500mlを2本持って、つど水を汲んでも良いでしょう。